職場内の人間関係で渡邊さんご自身や職場皆んなが心掛けていることはどんなことですか?
上下関係とか昔からあまり好きではないので、同じ目線でいたいというのはありますね。何事も助け合った方が効率がいいじゃないですか。言いたいことは言うとか、そういう環境作りはお互い気をつけていると思いますね。疲れているときに、お互いきつくならないようにということも心がけていますね。
仕事もプライベートも一緒の、理解あるパートナー
今はメイクのお仕事もあるので、ちょうどいいペースですね。何か思うことがあれば話し合いますしね。例えばプライベートで何かあっても仕事中にそれを出すのはダメなのでその辺りは意識しますねぇ。家事なども全部私がするっていうのではなく手伝ってくれますね。気がついたほうがやるとかね。プライベートでも好きなものが似ていますね、音楽が好きだったりとか。
体調不良を経験、それでも仕事は辞めたくなかった!
かなりハードワークが重なったときに過労で体調を崩すことを体験しました。サロンを始めて結構最初の頃になってしまったので。大変でも、仕事は辞めたくなかったんですよねぇ。辞めたいなと思ったことは何回もあるけど、いざ辞めてもいいよという話になると、泣きながらやっぱり辞めない!となったり(笑)
これからの展望
お店を大きくしたいとか、そういうことには全く興味がなくて。今の感じが好きですね、お客さんといい関係でいられて。今のお客さんを凄く大事にしたいですね。
もっと大事にしたい、それをもっと強めたいみたいな。
渡邊さんにとって仕事とは?
昔はあまり考えたことなかったけど、年齢的に最近よく思うようになった。ずっと仕事してきて思うことは、これは私の「使命」やなと思う。息するのと同じ。それがないと逆に生きられないみたいな。一日一日を一生懸命やる。ハサミ握るときも、お客さんとちゃんと向きあう。それの積み重ねが大事で、それが繋がっていく。
後輩女性へメッセージ
何かをすぐに辞めちゃうとか、続けられないとか、それはもったいないなと思う。面白さってやってみないと分からない。辞めるのだけが良い選択肢ではないかなと。女性って今でもどこか昭和の考え方が植え付けられていたりするじゃないですか。時代って凄く変わっているのに。女性の生き方ももっと変わっていっていいと思う。男性に媚びて生きるとか、もうそういうのは止めた方がいいんじゃないって思いますね。そして、何がやりたいのか分からない人も結構いらっしゃいますよね。是非見つけて続けてほしいですねぇ。
渡邊さん、ありがとうございました!
体を壊しつつも、それでも仕事を辞めることは考えられなかった渡邊さん。美容師さんって本当にハードワークですよね!渡邊さんにとって仕事はその位「生きる歓び」を与えてくれるかけがえのないものなんですね。仕事でしか感じ得ないその歓びは私も何度も感じたことがあるので、同じく働く女性として、とても共感します。
美容室IVY スタイリスト兼メイキャッパー
愛知県清州市出身、岐阜県岐阜市在住。