鍼灸院受付会計 梅原さやかさんインタビュー

2019-02-01

梅原さやかさん

岐阜県本巣市在住 うめはら鍼灸院 受付会計

ご夫婦で「うめはら鍼灸院」を開業されている梅原さやかさん。自律神経を調整する鍼灸院には40~50代の女性患者を中心に老若男女問わず沢山の患者さんが施術を受けに来られています。さやかさんが日頃何を思いながら働かれているのか、興味津々でインタビューしました!

今の仕事や場所に行きついた経緯は?

学生の頃、すごく体調が悪い時に鍼灸に助けられて…

私は岐阜県揖斐川町谷汲出身で、大学で京都に行ってそのまま京都で就職し住んでいました。学生の頃に体調が悪い時鍼灸を施してもらったら体の調子がよくなった経験があって、鍼灸を仕事にできるといいかもなと思っていました。

バイトしていてマッサージの施術もしていました。そういう経験もあり、主人と出会って自然な流れで手伝うようになりました。店舗付物件を探していたら、こちらで偶然優れモノを見つけてしまい、色々なご縁もあって「こんなことが起こるんだなぁ」と思いながら3年前に帰ってきました。

お仕事で大事にされていることは?

とにかく、いつも笑顔でいること。

院長は時には厳しいことを言ったり指導をしなくちゃいけないので私が緩和剤。ここに来やすくなるように、橋渡しの存在になれるように。女性のお客様などちょっと言えないようなこともあるかもしれないし、全員じゃないけど院長に言い難いこともあるかもしれない。「大丈夫ですか?」とか「緊張されますか?」など声をかけるようにしています。

そして、些細なことを大事にすること。ちょっとしたことですけど、患者さんが気になることがあると言ったらそれを院長に伝えたり調べたり。治療以外のことでもちょっとしたことでお役に立てるように。季節のお花を生けたり植えたり、アロマを焚いてみたり、リラックスできる音楽をかけたり、少しでも和んで頂けるように。感謝の気持ちをもち、それを口に出して伝えることも大事ですね。

あと、自営業はやればやるほど結果につながるので無理をしがち。完璧を目指すのではなくて、その人なりのベストを尽くし、日々坦々とやり一生懸命やること。肩の力を抜いて8~9割位でできると色々うまくいくんじゃないかなと思う。

お休みの日は何をされていますか?

実家に行ったり、お灸の勉強をしたり。普段自宅と職場が同じで家の中にいるのでなるべく外に出るようにしています。マッサージを受けに行って勉強してきたりもします。鍼灸院で月刊ニュースレターを出しているけど忙しいので休みの日しかできないのでやったり。

お休みの日は普段と違うことをしたり、自然に触れたり英気を取り戻します。

お仕事を始めて大変だったことは?

最初の頃、自営業の四六時中仕事の環境に凄く驚き、現実を知りました。毎月お給料が振り込まれ、ある程度資金計画の予測が立つ会社員の生活とは全く違って、今までの従業員マインドから少しずつ変えていきました。

主人は実家も自営業なので色々と教えてもらった。沢山喧嘩もしましたし(笑) 自分達のスタイルとか信念とかぶれずにやることの大事さを学び、経営なども勉強しました。

接客で気をつけていること?

鍼って最終手段的なところがあるじゃないですか。怖いけど鍼しか頼るものがないという方が来られます。若い女性など皆さんのハードルを下げられるように、説明を丁寧にするようにしています。お年をめした方は世間話を楽しくするようにもしていますね。

パートナー間で気をつけていること?

なるべく細かいことまで共有をするようにしています。

主人が行き詰っていると感じる時も「大丈夫?」と声をかけて話すようにしています。一緒に仕事をするようになってからより意識していると思いますね。

将来のビジョンは?

前にお仕事としてマッサージをしていた時に思っていたことが「がんばっている女性を応援したい」ということ。

女性を応援したいというのが凄くあって、今もお客様にも女性がいらっしゃいますが、マッサージなのか精神療法なのか鍼灸と兼ね合わせて女性を応援していきたいなと思っています。鍼灸院の場所もあるので、セミナーを開いたりとかそういう空間にもっと使っていけたらいいなと思います。

女性達へメッセージをお願いします

女性はライフステージが変化し、その時々でやらなくちゃいけないことがある。最初願ったとおりにならないかもしれないけど目の前のことを一生懸命やっていたらステージが変わったとしても後悔はないし楽しめると思います。

その時々で目の前のことを一生懸命やることがいい未来につながっていく秘訣かな。素敵だなと思う方は当たり前のことを一生懸命やっていらっしゃるなぁと凄く思うし、長く幸せでいられると思います。

さやかさん、インタビューありがとうございました!

ご主人とのパートナーシップがすごく素敵で、密に共有し各々の個性も大事にしつつ2人で力を合わせて経営されている姿にとても幸せな気持ちになりました。

些細なことでも丁寧に、日々目の前のことを大切にしながら、無理せずに等身大で働くさやかさんの姿勢はとてもナチュラルで、皆んなが自然に心を開きたくなるんだろうなと思いました。

 


カテゴリー : インタビュー
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作成者 : etoile01

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