私が毎日音読していて、生きる指針にしている本があります。
バガヴァッド・ギーター
世界中で翻訳されていて、マハトマ・ガンジーはじめ多くの世界的リーダーが拠り所にしていた本です。
インドの叙事詩マハーバーラタの一部で、程よい量でちょうど読みやすいんですよね。
日本語翻訳は何冊か出ていて、私が読んでいるのはこれです。
本の内容や書評は色々沢山ネットに出ていますので、執着の手放しに役立つという観点から私の思いを書きますね。
執着の手放しに役立つと思う3つの視点
結果や好悪など考えずにただ自分のやるべきことをやれ
神様クリシュナから人間アルジュナへ、そのメッセージが繰り返し伝えられています。
瞑想やマインドフルネスなど「今ここ」ってよく聞きません?
これ何度トライしても私には中々難しいんだけど、読んでいるととにかくまず目の前のことをやろうという気になるんですよね。
結果がどうなろうが関係なし、あと好き嫌いも関係なし。
愛着も嫌悪もなくJust Do It & Do My Best、シンプルで分かりやすいメッセージですよね。
生まれたものは必ず死に、死んだものは必ず生まれる
この世に生きているとどうしても生に執着しちゃうんですよね。
インドには輪廻転生の考え方があって、体は現世限りでも魂はずっと続くんです。同じアジア人の私達も生まれ変わりについて感覚的に分かるところがあると思います。
生も死も不可避、どちらもある意味当たり前に来るわけで。
そういうことにいちいち一喜一憂したりしがみつくなってこと、まぁそうは言ってもというところはあるけどそれでも執着の熱を少し冷ますことができるんですよね。
自分が行為の原因ではない?!
私が○○する、している、私のもの、など、肉体のある存在の私達はどうしても「私」に意識がいきがち。
そして私が自分の意思で色々決めていてそれが原因でその結果が現れると思っています。
でもどうやらそうではないらしい!様々な要因が絡み合ってそうなっていて、この地上にはその法則から離脱してる存在はないんだそうです。
何がどうしてそうなって行き着くのか、それを信じるか信じないかはあなた次第であっても、そういうこともあるんだと知ると少し気楽になりませんか。
何にしてもどうなるかはある意味私の一存では決まらないわけなので、執着が無意味だなぁと思えてくるのです。
以上3つです。
今回は執着の手放しに役立つ点で書いたけど、それ以外にも教訓や指針があってとても奥深いオススメ本なのですよ。
ジャンヌ管理人のオフィシャルサイト「コーチング・エトワール」では手放しに関するコラムをいくつか書いていますのでそちらも読んでみて下さい、執着の手放しにきっと役立つと思いますよ。