感謝と赦しと考え方の選び直しの習慣化で、自然な笑顔が増えてきました (門屋綾さん)

2018-07-27

日々を心穏やかに生きるって、どんな状態なんだろう?

イライラしないことかな? 悲しい気持ちにならないことかな?

それとも、どんな出来事が起きても、心が波立たないことだろうか?

生家は今でこそ仲の良い家族になりましたが、数年前までは意思疎通の難しい険悪な雰囲気のある関係でした。

子どもの頃に緊張感ある家族関係で育ってしまうと、他人の顔色を伺うことが習慣化してしまい、日々を心穏やかに生きている自分の将来像を描けなくなるのです。ましてや、何かに躓き落ち込んだ時にその落ち込みさえも糧にして、好きなことを仕事にして邁進する日々を送れるようになるとは思いもよりませんでした。

好きを仕事に出来ているお陰なのか、ここ最近は自然な笑顔が増えてきました。

 

怒りや悲しみの多い人生から心穏やかに自然と笑える人生に好転した理由を考えると、感謝と赦しと考え方の選び直しを習慣化できたからだと思います。

この3つを意識して習慣化する前は、自分らしい人生の舵取りを上手くできていなかったように思います。それは、ご機嫌を取るために他人に迎合する人生だったとも言えます。

 

それぞれについて詳しくご紹介すると・・・

 

①感謝とは、色々な出来事や関わりある人達に「ありがたい」と思うこと

「今日は美味しいご飯が食べられて、ありがたかった」、とか、「〇〇さんとおはようの挨拶ができて、ありがたかった」などなど・・・。

「ありがたい」を意識し出してから、かなり沢山の人達や物事に助けられて毎日生活していることに気づけるようになりました。そして、感謝すればするほど、実際に「ありがたい」出来事や人間関係を引き寄せられるようになってきたのです。

本当に、感謝する習慣を持った効果は絶大でした。家族や職場の人達やその他もろもろ、色々なことに対する怒りや不満が和らぎ、人間関係も改善、仕事でも良い成果が出せるようになりました。

 

感謝の威力を実感して頂けると思うので、アメリカのハートマス研究所の研究結果をご紹介します。

人間の身体の電場・磁場を測定した所、心臓から発せられる電場や磁場がもっとも高くて、心臓の電場は脳の60倍、磁場は脳の100倍ものエネルギーを放っているそうです。それは、頭で考えることよりも、心で思うことの方が相手にしっかり伝わっているという証拠になり、また、「すごくありがたいなぁ」という感謝の状態に入っている人間だと、3メートル先からでもその電波を測定できるそうです。

 

感謝すればするほど「ありがたい」と感じられる様な出来事や人達を引き寄せられるのは、科学的にも理に適っていると知って納得しました。感謝にものすごく意識を向けていた当時は、道行く人からも笑顔が返ってくることがありましから。

 

しかし、時には「ありがたい」と思えないような出来事や人間関係にも遭遇することがあります。そんな時に役立つのがこれです。

 

②赦しとは、色々な事情で「ありがたい」と思えなくなった自分自身を赦してあげること

つまり、色々なことに感謝ばかりを見つけようとする「良い子ちゃん」を止めることです。

感謝を沢山見つけることにハマり過ぎた結果、本当は怒っていたり悲しかったりするのに、それでも感謝を見つける努力をしてしまいました。その結果、自分の中にある見たくないような感情や思考に蓋をしてしまい、病気がちの身体になってしまったのです。体調が悪くなるにつれて、仕事も人間関係も再び行き詰りました。

 

行き詰った私を救ってくれた方法が、愚痴を吐き出しきることと良い子ちゃんじゃない自分を赦しきることでした。自分の中にある怒り、憎しみ、嫉妬心、羞恥心、悲しみetc・・・ずっと独り秘かに隠し続けてきたマイナスの感情を吐き出しきって、その感情を感じている自分自身を赦してあげました。コーチングでコーチに話を聴いていただくことで自分のマイナス感情と向き合い易くなったので、この一年程はノートに感情を殴り書きすることもしています。

 

起きた出来事や出会った人達に対して感じた気持ちを、ひたすら素直に書いていきます。目を覆いたくなる様な嫌な感情も書き出していくと、徐々に興奮が沈静化してきて冷静になれるのです。以前だったら「感じてはいけない!」と思い込んでいた口を極めた悪口も、今では「感じているし仕方ないな」と書き出して観察できています。

これをすると、どんなに性格が悪くて惨めな自分でもそのまま受容できるのです。そうすると、とても気が楽になってきて、悪い状態から抜け出そうと必死で足掻いている自分自身に笑いが込み上げる時もあります。

 

そして、最後の総仕上げが、行詰りを生んだ考え方や行動を変えることです。

 

③選び直しとは、出来事や人間関係で「ありがたい」と思えなくなった原因でもある、行き詰まりを生んだ考え方や行動を根本から変えること

「ありがたい」と思えなくなっている時は、大体が「わたしが苦しいのはあいつのせいだ!」とか「物事が上手くいかないのは環境が悪いからだ!」と言って、自分の苦しさや物事の上手くいかない原因を、本気で自分以外のものに責任転嫁しています。それはもう全力で。

ところが、②でダメな自分自身を赦しきると感情の波が落ち着いてきて、周りのことを思い遣る余裕が徐々に出てくるのです。わたしはダメな人間じゃないし、あなたも環境もダメな訳じゃない。さて、今ここでわたしは何を選ぼうかな、と考えることができます。

 

気持ちが落ち着いて冷静になってきたら、自問自答をします。

「誰かの責任や周りの環境が悪いことにすることで、自分は何から逃げているのかな?」

そうすると・・・、自分にとって都合の悪い答えに気づきます。都合の悪い答えは、嘘偽りのない本音でもあります。あとは、その本音に従って何をどうするか行動を決めていきます。

例えば、良く親切でアドバイスしてくれる人がいて、そのアドバイスに感謝していると思いきや、本音では余計なお世話と思っていた、という様な場合。その人と今後も付き合いを続けたいか、続けたくないかを考えます。続けたいなら、そのアドバイスは不要ですとハッキリ伝える。続けたくないなら、こちらからの連絡は断つ、などなど。

 

スルっと楽に「ありがたい」とは思えない出来事や人間関係に出会った時に、②と③を繰り返しやり続けていたら、気づいてみると、自分らしい人生の舵取りを安定してできる人間になれていました。感謝と赦しと考え方の選び直しの習慣化で、作り笑いではない自然な笑顔が増えてきました。

 

もしも、イライラや悲しみを抱えて色々な物事に動揺し過ぎると思われている方がいたら、この方法をお薦めします!「いつも何かにキレてるよね」と友人から言われたことのあるわたしが、心穏やかに笑えるようになった方法です。「若返った?」と友人から聞かれることも多いので、笑顔による若返り効果もあるかもしれませんよ。

written by 門屋綾(かどやあや)さん


フェルトセンスコーチング コーチ
https://www.feltsensecoaching.com/


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作成者 : etoile01

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