ストレス×睡眠×血糖|回復を支える“朝と夜”の整え方

2026-02-26

「布団に入ったのに頭が冴える」
「夜に甘いものが欲しくなる」
「朝がだるくて、1日が重い」

40〜50代になると、こういう揺らぎが増えてきます。
でもこれは、意志が弱いからでも、気合が足りないからでもありません。

回復がうまくいかない日は、だいたいこの3つが絡みます。

  • ストレス(交感神経がONのまま)
  • 睡眠(深さが出ない)
  • 血糖(上下が大きい)

この3つは、別々じゃなくて“セット”で動きます。
だからこそ、整えるポイントはシンプルに 「朝」と「夜」
生活の中で一番“レバーが効く”時間帯です。

今日は、回復を支えるための 朝と夜の整え方(設計図)をまとめます。


1)回復が遅い日の正体:「ストレス×血糖×睡眠」が回っている

ストレスがあると、体は「戦闘モード(交感神経)」に寄ります。
この状態が続くと、

  • 眠りが浅い(寝ても休まらない)
  • 夜に考えごとが止まらない
  • 甘いもの・パン・スナックで落ち着かせたくなる
  • 朝、スイッチが入らない

が起きやすくなります。

ここで大事なのは、“寝る前の自分”を責めないこと。

責めるほど交感神経が上がって、さらに眠れなくなるからです。

整えるのは「性格」ではなく「仕組み」です。


2)まずチェック:今のあなたはどのループ?

当てはまるものにチェックしてみてください。

A:夜に脳がONになる

  • 布団に入ってから考えごとが増える
  • スマホ・情報が止められない
  • 今日の反省会が始まる

B:血糖の揺れで眠りが浅い

  • 夜に甘いものが欲しくなる
  • 早朝に目が覚める/変な夢が多い
  • 朝の空腹が強すぎる or 逆に食欲が出ない

C:朝の立ち上がりが重い

  • 朝からだるい、やる気が出ない
  • コーヒーで無理やり回している
  • 午後に眠気・集中力低下が来る

全部当てはまってOKです。
このコラムでは、A〜Cをまとめて支える “朝と夜の土台”を作ります。


3)朝の整え方:血糖の土台を作る「最初の3つ」

朝食(ヨーグルトにベリーとナッツ、卵、豆腐、温かい飲み物)の食卓、湯気の立つカップを両手で包む様子、朝の光を取り入れるためにカーテンを開ける女性の後ろ姿を3枚にまとめたコラージュ。

朝は、1日の血糖とストレス耐性のベースになります。
ポイントは 「先に入れる」こと。
(空腹で頑張る、は回復を削りやすい)

朝の基本①:タンパク質を先に

まずはここだけで十分です。

  • 卵(ゆで卵、目玉焼き)
  • 豆腐(味噌汁に入れるでもOK)
  • ヨーグルト(甘味は足しすぎない、ヴィーガンが望ましい)
  • 納豆、ツナ、鶏ささみ など

理想:タンパク質 → その後に炭水化物
(いきなりパン・甘いものだけ、は血糖の上下が出やすい)

朝の基本②:温めてスタート(交感神経の暴走を抑える)

冷えは“ストレス”として認識されやすいので、朝は温めが効きます。

  • 白湯、温かいお茶
  • スープ、味噌汁
  • 首・お腹を冷やさない

朝の基本③:「光」を入れて体内時計を合わせる

睡眠は夜だけの話ではなく、朝から始まります。

  • カーテンを開ける
  • ベランダに出る
  • 朝の散歩ができたら最高(短くてOK)

朝の光 → 夜の眠気が来やすくなる
これが回復の土台です。


4)夜の整え方:眠りを深くする「入力オフ」と「安心サイン」

夜は、交感神経を静める時間。
ポイントは “整えてから眠る”ではなく、眠れる状態に戻すことです。

夜の基本①:寝る90分前に「入力オフ」

ここが一番効きます。

  • SNS/ニュース/検索(刺激が強い)
  • 仕事の判断(脳がONになる)
  • LINE返信(気持ちが動く)

おすすめの言い換え:
「夜は答えを出さない時間」

夜に答えを出そうとすると、体はどんどん覚醒します。
回復のために、夜は“決めない”。

夜の基本②:呼吸で「安心サイン」を出す

眠れない時にやるべきことは、“頑張る”ではなく“鎮める”。

  • 鼻呼吸で、吐く息を長く
  • ため息をわざと一つ
  • 肩を落として、胸をゆるめる

大げさじゃなくてOK。
体が「あ、もう大丈夫」と感じることが目的です。

夜の基本③:甘いもの欲が強い日は「責めない」

夜に甘いものが欲しくなる日は、血糖の揺れ+ストレスで“落ち着かせたい”サインが出ています。

まずは、ここだけ覚えておいてください。

  • 「私は弱い」ではなく「今日は揺れてる」

“揺れた日にどう戻すか”が土台づくりです。

(※必要なら、夜の補食の考え方は別記事で詳しく扱います。ここではまず「入力オフ」と「鎮める」を優先します)


5)1日を整える最小セット:迷ったらこれだけ

やることを増やすと続きません。
今週は、これだけでOKです。

朝:タンパク質を先に(1つでOK)

例)

  • ゆで卵+味噌汁
  • 納豆+味噌汁
  • ヨーグルト+ナッツ少し

夜:寝る90分前に入力オフ(1つでOK)

例)

  • 21:30以降はSNSを開かない
  • 20:30以降は仕事の判断をしない
  • 画面を見るなら「落ち着くものだけ」に限定

この2つだけで、ストレス×睡眠×血糖のループが“弱まりやすく”なります。


6)よくあるつまずき:整え方が続かない理由

続かないのはあなたのせいではなく、仕組みが重いだけ。

つまずき①:完璧にやろうとする

→ 週に2回できたら十分。
回復は「一発」より「積み重ね」が勝ちます。

つまずき②:夜に反省会が始まる

→ 夜は反省ではなく“鎮める”。
反省は朝に回してOK。

つまずき③:情報を集めすぎる

→ 整える期間は、情報を増やすほど交感神経が上がりやすい。
“今週はこの2つだけ”で十分です。


まとめ:回復の土台は「朝と夜」で作れる

回復を支えるのは、根性ではなく仕組みです。

  • 朝:タンパク質を先に
  • 夜:寝る90分前に入力オフ

この2つは、ストレス×睡眠×血糖のループに直接効きます。

まずは今週、できる日から。
「戻せた」感覚を増やしていきましょう。


さいごに

あなたの今の状態に合わせて、「朝と夜、どこから整えるのが近道か」を一緒に整理できます。
気になる方は、お問合せから気軽にご相談ください。

 


カテゴリー : コラム
タグ : 
作成者 : etovalite

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