PMSやイライラ時に意識したい食べ方Q&A~「またイライラしてる…」と思ったときに
Q. PMSやイライラが強いとき、食べ方でまず意識したいことは何ですか?
A. いちばん意識してほしいのは、
「血糖値のジェットコースターをつくらないこと」です。
PMSの時期は、ホルモンの揺れにくわえて、ちょっとしたことで気持ちが沈んだり、イライラしやすくなります。
そこに 血糖値の急な上がり下がり が重なると、こころの揺れがさらに大きくなりやすいんですね。
特に 小麦(グルテン)や乳製品(カゼイン) は、人によっては炎症や不調につながり、気分の揺れを強めてしまうことがあります。
さらに マグネシウム不足 は、
- 筋肉のこわばり
- 肩こり
- イライラ感
と関わりやすいミネラルです。
なので、PMSがつらい時期は
🌾 グルテンフリー
🥛 カゼインフリー
🧂 マグネシウムを少し意識して足す
をベースにしながら、血糖値が大きく揺れない食べ方を意識してみてください。

① 朝「小麦+乳」だけで済ませない
「トーストとカフェオレ」などの小麦+乳製品の朝ごはんはお休みして、
- ごはん+汁物+卵
- 雑穀ごはん+焼き魚+野菜のおかず
など、朝ごはんを食べるならお米+タンパク質+あたたかいもの をセットにすると、午前中の血糖値がゆるやかに保ちやすくなります。
② 主食を抜きすぎず、“質”を選ぶ
イライラが強いときほど「糖質オフしなきゃ」とがんばりたくなるかもしれませんが、エネルギー不足もまた、気持ちの不安定さにつながります。
- 白いパンやパスタではなく、
お米・雑穀・玄米など、グルテンフリーの穀物 を主食に - タンパク質は
肉・魚・卵・ナッツ・種子類 を中心にしっかり
「主食ゼロ」ではなく、“からだが動けるだけのエネルギー” を適度に入れるイメージで。
③ おやつは「グルテン&カゼインフリー+マグネシウム+血糖値やさしめ」に
甘いものに走りたくなるのは、こころの弱さではなく、からだからのサインです。
そのうえで、PMSの時期はこんなイメージで👇
- 素焼きナッツ(アーモンド・カシューナッツなど)
→ マグネシウム源にも - ゆで卵や温泉卵
→ タンパク質と脂質で血糖値が揺れにくい - 少量のフルーツ+ナッツ(りんご・みかんなど)
→ フルーツだけ“単品”で食べない - 小さめの玄米おにぎり+具(鮭・梅など)
→ 夕方のエネルギー切れ防止に
PMSやイライラのつらさは、性格の問題でも、気合い不足でもありません。
「今日は、小麦と乳をお休みしつつ、マグネシウムと血糖値にやさしい選び方をしてみよう」
そんな小さな一歩だけでも、波の高さが少しずつ変わっていきます。
あなたのからだに合ったペースで、「いたわりモードの食べ方」を試してみてくださいね。
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